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乙な時間と、ときどき旅と。

【オーストラリア】ストロベリーファームの仕事内容とフルーツピッキングの実態

オーストラリアワーキングホリデー

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僕がワーホリでオーストラリアに住んでいた頃に一番長く務めた仕事がクイーンズランド州ブリスベンの近くにあるCaboolture(カブルチャー)という地区でのストロベリーファームの仕事だ。

今回はワーホリでセカンドビザの取得を目指している人や、フルーツピッキングでビッグマネーを稼ぎたいと思っている人のために、苗植えから収穫までをすべて実際に体験した僕ができるだけ詳しく紹介してみる。

 

 

この記事の目次

 

 

 ストロベリーファームの仕事内容

プランティング

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 まずシーズンが始まる前の苗植え作業、それがプランティングだ。

プランターと呼ばれる手のひらサイズの細い鉄板をL字型に曲げただけの道具を使い、延々イチゴの苗を植えていく作業。

プランターを土に突っ込み穴を掘り、苗を植え、土をかける。

ただひたすらにそれの繰り返しとなる。

苗の植え具合がなかなかにシビアで、雑な植え方をしているとスーパーバイザーと呼ばれる上司にお叱りを受ける。

常に中腰での作業で腰や太ももの裏にかなりの負担がかかるので、作業を行った翌日は筋肉痛で動けなくなる人も多い。

苗は大きなビニール袋に入っており、重さはファームにより異なるが5kg~10kgほど。

歩合制の仕事の場合、作業終了後に空になった袋の枚数でその日の給料をカウントする。

 

カッティング

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プランティング期間が終わり、イチゴが実るまでの間に行う枯葉のカット作業がカッティングだ。

園芸用のハサミを使って枯れている葉や茎をカットしていき、光合成をさせやすくする作業である。

ひたすらカットしていき一列終わればそのレーンに自分の印をつける。

スーパーバイザーがそれを随時カウントしていき、その日の給料が来まる。

カウントの際にちゃんとカットされているかのチェックも行われ、不備があればやり直し、イチゴが実りそうな苗を間違えてカットしたりしていると大目玉を食らう。

プランティングよりはいくらか負担の軽い作業となるが、単価が低く、稼ぐのが難しい期間となる。

 

ピッキング

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プランティング、カッティングを終えるといよいよ収穫、ピッキングの期間となる。

上の写真のトローリーと呼ばれる台車に乗り、後ろ向きに進みながらイチゴを摘んでいく。

ケースにイチゴを放り込んでいき、一杯になったケースの数でその日の歩合をカウントする。

一つのファームにあるトローリーの数が限られている為、早い者勝ちでトローリーを使えなかった人は歩きで収穫することになる。

歩いて収穫する場合効率が非常に悪くなる為、稼ぐのが難しくなってくる。

農薬のせいか素手で行うと恐ろしく手が荒れることになる為、ゴム手袋が必須。

この時期になるとイチゴ食べ放題状態となるが、もう見るのも嫌になっているのでうれしくない。

パッキング

ピッキングの時期に平行して行われるのがピッキングされてきたイチゴを梱包するパッキングという作業だ。

基本的には女性の仕事となる。

シェイドと呼ばれる建物の中でベルトコンベアから流れ来るイチゴを淡々とパックに詰めていく。

イチゴの質を見極めてランクごとに分け、同じ向きにしてパック詰め。

かなり仕事のクオリティを求められるようで、雑なパッキングをしてしまうと呼び出されて怒られる。

ピッキングと比べると単価が安くて稼ぐのが難しいが、室内での作業となる為、日差しを嫌う人やセカンドビザ目的の人に人気がある。

 

それで、ストロベリーファームって稼げるの?

皆様が一番気になるであろうお給料の話。

フルーツピッキングで三か月で100万円貯めました!とか月収5000ドル!なんて話を耳にした方も多いと思う。

しかし、結論から言うとストロベリーファームは稼げない。

それどころか歩合制の仕事の為、やる気がないと家賃や食費を差し引いてマイナスになってしまうような一週間もある。(オーストラリアの給料は基本的に週払い)

日豪プレスやガムツリーなどにはいいことばかりが書いているけど、断言する。稼げない。

雇用主側は口をそろえて収穫のシーズンが来たらビッグマネーが稼げると言ってくるが、ビッグマネーが稼げる日が訪れことは最後までなかった。

悲しいけど、これが現実。

 

ストロベリーファームはやめたほうがいい?

稼げないとは言ったけどやめたほうがいいとは思わない。

ストロベリーファームにもお勧めできるポイントは多くある。

ストロベリーファームのおすすめポイント

  • 日本人が多い

僕はほとんど英語も話せないままストロベリーファームで働き始めたが、一緒に働く仲間に日本人が多いのは心強かった。

住む家も基本的には日本人を固めてくれるので家の秩序は保たれている場合が多い。

しかし、英語を学ぶ為にワーホリに来ている人にはデメリットとなるかもしれない。

  • たぶん、ファームジョブで一番楽

僕はほかにもいくつかファームジョブを経験したが、体力的に一番楽だったのがストロベリーファームだった。

きつい仕事が苦手な人にはお勧めできるポイントとなるだろう。

セカンドビザを取得する条件の一つに一定日数ファームジョブを経験するというものがあるが、ストロベリーファームにはデイオフカウントというものがあり、休日も実働日数として数えられる。

なので他のファームに比べてセカンドビザを取得するのが容易である。

 

まとめ

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いろいろ書いたが、僕はストロベリーファームで働いてよかったと思っている。

英語も話せず、右も左もわからない僕でも仕事と住む場所を簡単に確保することができたからだ。

ストロベリーファームはそれなりに清潔な住む場所も確保してくれる。

これからワーホリに行くに人で家の探し方も仕事の見つけ方もわからないという人は、あれこれネットで調べていてもきりがないと思うので、まずはストロベリーファームで働きながら、現地の先輩方から生の情報を仕入れることを選択肢の一つにしてほしい。

皆様の旅が実り多きものになりますように。